令和5年5月22日に考えたこと

急激な変化で過去がでたらめになる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょうどついさっき、ネット上で大きなニュースが流れていました。
するとすぐに為替と株価が反応したのですが、その後に今後はそれがフェイクニュースだったと拡散されていました。

フェイクニュースが実際の経済を動かす。
もはやフェイクといいつつも、実際に影響を与えている時点では現実に起こっているのと変わらない気もするのです。

そういえば、世の中で起こっているニュースのほとんどは実際に自分が目にしているわけではありません。
だから、すべてのニュースはフェイクでしたと言われればそれもまた信じるしかなく、有名人だって、有名な場所だって、実際に会ったこともなければ、行ったこともない。

結局のところ自分は随分と曖昧な世界に生きているんだなと思うし、それをすっかり信じ切っているのはなんとものんきだなと思うのです。

ブルーハーツの曲の歌詞の、「見てきた物や聞いた事いままで覚えた全部でたらめだったら面白い」というやつ。
当時はあまりピンとこなかったのですが、最近のネット上に様々な情報が飛び交う中で、たしかに意外とでたらめなことは多いのかもなと思うのです。

では全部がでたらめだったら面白いかでいうと、たしかに面白いのかもしれない。
AIの登場で、最近はこれまでの常識や価値観がどんどん変化しています。ここで起こる変化は、これまでがでたらめだったということと似ているような気がするのです。

ウチヤマケンイチ