令和5年12月27日に考えたこと

仕事場に素敵な絵がやってきた

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

そういえば先日、絵を買ったんです。
僕が通っている絵画教室は講師陣が現役の画家なのですが、いつも教えてもらっている先生の個展を開き、そこで観た絵が気になったので譲ってもらうことにしました。

これまでも中古の額縁を買ったら絵もついてきたり、一般に流通しているような美術作品は買ったことがあるのですが、画家本人から直接絵を買ったのは初めてのことです。
そしてこれがなんとも不思議な感覚。相手が手間暇かけて描いた1点物の絵って、なんだか僕が買ったとしてもまだその画家の物というか、子というか、そんな感覚なんですよね。

なので値段とは関係ないところで大事にしなくてはという、これまでに味わったことのない気持ちになったのでした。

さて、その絵は仕事場に飾ろうと思っています。「歩くと解ることもある」というその作品なのですが、なんとも言えない表情の男性があぜ道のようなところでこちらを向いて立っていて、頭には金色の塊が乗っかっているんです。
仕事をしているときに眺めれば、なんだか余計な力を抜いて自然体で仕事ができそう。きっちりとしたダブルのスーツを着てるのに、なんともとぼけた脱力系でかわいいのです。

作者に絵の意図を聞いたら全然違うかもしれませんが、それを聞くのも野暮な気がするのでなにも聞かずに譲ってもらいました。
自分は抽象画を描いてますが、具象の絵もいずれ描いてみたいかも。

ウチヤマケンイチ