令和6年7月13日に考えたこと
簡単なことを何度も繰り返す
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
前に筋トレはやればやるだけ成果が出るから良いもんだと描きましたが、クロッキーも似ていると思うのです。
絵を描くことの中では、よくデッサンが筋トレに例えられます。
デッサンには絵の描き方の基礎が詰まっていて、どんなジャンルの絵を描くにしてもベースはデッサンだったりします。そしてコツコツと続ければ着実に伸びていき、しばらくやらないと腕が鈍るところまで一緒です。
そして1枚に数時間かかるデッサンよりも10分程度で終えられるクロッキーの方が、より何度も繰り返すことができるから上達を実感しやすいと思ってます。それが始めたての筋トレによく似てる。
僕はいつも同じアングルで何枚かクロッキーをするのですが、枚数を重ねるごとにモチーフの形状や描き方の理解が深まって、どんどん描きやすくなっていくんですよね。
で、短時間のクロッキーが上達してくると、今度は時間がかけられるデッサンだって今までより上手く描けるような気がしてくるんです。そしてデッサンの自信がつけば、油絵具なんかを使った自身の作品づくりもなんだかいけるんじゃないかと思える。
これはデザインだって同じことです。基本的なパターンをとりあえず何度も繰り返しデザインしていれば、それなりに上手くなっていくものです。
そして基本で自信がつけば、その延長にある仕事で求められるような難しいデザインもできるようになると思ってます。
ウチヤマケンイチ