令和6年7月25日に考えたこと
古道具をもっと生活に取り入れたい
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
夏は油断をするとすぐにコバエが登場してしまいます。
そんなとき、最近は100円ショップなんかでもコバエ取りが売ってる。その小さなボトルをキッチンの隅に置けば、すぐにコバエはいなくなります。
毎年うちはそれを使っていて今回も買いに行こうと思ったのですが、そういえばうちには既にコバエ取りがあったことを思い出したんです。
昔、古道具屋さん買ったハエトリ瓶。最近じゃまず見ない道具で、どうやら明治から昭和にかけて使われていたみたい。
見た目は不思議な形をした綺麗な瓶で、僕も説明を受けるまではなんの道具か分りませんでした。手作りなのでちょっといびつで、そして何に使うのかもよく分からないその瓶は、ハエトリだとは知らない僕にとってはなんとも魅力的なプロダクトに見えたのです。
小魚を飼ったり物を入れたりと、なにかしらに使えるのではないかと買うことにしたのでした。
それをそのままコバエ取りとして使ってみたんです。仕組みは瓶の下部分に穴があいていて、一度入ったハエが抜け出せなくなるというもの。試しに使ってみたところ、電気も化学薬品使わないのにどんどんコバエがとれてびっくりしました。昔の人の知恵ってすごい。
今から洗濯機を洗濯板にすることはできないし、エアコンなしの生活も厳しいですが、不便にならない範囲でアナログな道具が生活の中にあるのもなんだか良いなと思ったのでした。
ウチヤマケンイチ