令和4年1月21日に考えたこと

良い不便さと悪い便利さ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

以前に買ったきり、あまり使っていなかったデジタルメモ端末を最近また使おうかと思ってます。
デジタルメモ端末というのは見た目は小さなノートパソコンのような物なのですが、やれることがテキストを書くことだけなのです。

ネットにも繋がってないのでウェブサイトも見られないし、SNSも使えない。
ただテキストを書くことしかできないおかげで余計なことをする余地が無く、ライターさんとか集中して文章を書きたい人に人気なんだとか。

この端末の対極にあるのがスマホやパソコンだと思うのです。
仕事のこともプライベートのことも、最近は本当になんでもできる。特に僕はウェブやアプリのデザインするという職業柄、1日のほとんどをこれらの端末と一緒に過ごしてます。

メモをとることしかできない端末は不便な分、文章を書くことに集中できる。その逆でスマホやパソコンは便利である分、目の前のことに集中しにくい環境とも言えるんですよね。
そして実際にその環境にすっかりはまってるなと、今日ふと思いました。

理屈でいえば、別に自分の意志で他のことをしなければ済む話なのですが、それが本当にむつかしい。
僕は人間はそもそも寄り道するようにプログラムされてると思ってます。

そういえば、テスト前は決まって部屋の掃除をしたり、普段読まない漫画を読んだりするタイプでした。
良い不便さと悪い便利さ。ちゃんと見極めないとな。

ウチヤマケンイチ