令和4年3月30日に考えたこと

データ分析はほんと面白いのです

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

将棋は順番に指すゲームで先に指す人を先手、後に指す人を後手と呼びます。
先手か後手かで有利不利があると公平な勝負にならず困ってしまいますが、どうやら統計的には先手の方が少しだけ勝率が高いみたいです。

この1年半、僕は毎日アプリで対局してきたのですが、そのデータを見ると確かに先手のときの勝率が5割を少し上回っていて、後手のときが5割を少し下回っていました。
ちなみにこれは持ち時間が10分のルールでの話なのですが、不思議なことに最近始めた1手10秒のルールだと明らかに後手のときの方が勝率が高いんです。
きっとなにか理由があるはずですが、まだそれがなんなのかは分かっていません。

こんなふうに自分のことであっても気づいていないことや認識できていないことがありますが、そうものは客観的な統計データを見ることで分かるわけです。
僕が将棋に夢中になってる理由のひとつがこのデータで、アプリで対局することで自然とデータが溜まっていくおかげであとから分析ができるんです。
相手がどういう戦法のときに負けてしまうのか、逆にどんな戦法だと勝てることが多いのか。そういうことが分かる。

仕事でもウェブやアプリがどのように使われているかのデータを分析し、デザインを再検討することがあります。
主観では見えなかった部分や勘違いしてたところに気付けたりするので、データ分析はほんと面白いのです。

ウチヤマケンイチ