活字に対する苦手意識、すこしなくなりました。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

本をたくさん読むようになって気付いたことがあります。
それは本の選び方や読む前の準備が大切だということ。

以前の僕は本を読んでいてもなかなか内容が頭に入って来ず、気付くと理解はそっちのけで字面だけを追っていることもしばしば。
読むスピードも遅ければ、やっとの思いで読了してもほとんど内容が覚えていないということすらありました。
僕はそれを「自分は活字が苦手で、読書は向いていない。」と考えていました。
しかしいざ何冊も本を読んでみると、やはり頭に残らない本はあるものの、ちゃんと理解して考えながら読み進められる本も結構あることに気付いたんです。

とある本に書かれていたのですが、本を速読したいならば何よりもその本に書かれている分野に関する「事前の自分の知識が必要」であるとのことです。
要は事前知識がない状態では本を読むには時間がかかるというのです。
当たり前といえば当たり前な話で、読書に限らず人と会話をする場合も自分の知らない分野の会話にはついていけないし、すぐには理解出来ません。
会話の場合は分からないことがあったら「それってどういうこと?」と質問が出来ますが、本の場合はそれすら出来ない。

もともと僕が本を読むときというのは新しいことを学びたいときが多かったので、必然的に事前知識の無い本を読む機会が多かったわけです。
それでは理解が難解になるのは当たり前だったわけですね。
ものすごく当たり前の事なのですが、学ぶために読んでいるんだから頑張れば理解できるとどこかで思い込んでいたんですね。

まだ自分の知らないことが書かれている本だって、ゆっくりでも良いから勉強しながら繰り返し読めばやがて理解出来るはず。
そして、その分野についての事前知識が自分にそなわればいつかは早く読めるようになって理解も深まって良い循環に入るはず。
よーし、今まで読めなかった本も人に聞いたりしながらもう一度読んでみようっと。

ウチヤマケンイチ

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