信和総合リースグループが企業向け生命保険で手数料を荒稼ぎしていた件

信和総合リースグループが企業向け生命保険で手数料を荒稼ぎしていた件ですが、この仕組みは数年前の携帯電話業界に似てますね。

商品を売る方は長期的に売り上げが立つ前提で、契約手数料を販売側に払うわけですが、この手数料は短期的には赤字なケースがほとんどです。
当然早期に解約されないような仕組みが必要なわけですが、実は損をこうむる商品を売る側も会社全体ではマイナスでも、現場にとってみれば契約数を上げられるのです。

まさにスパイのような存在ですが、会社としての一体化がなされていないと起こりえるケースでしょう。

ちなみにイーモバイルとUMPCを組み合わせて、『パソコン100円!』なんて売り出しているのも、恐らく契約手数料と似たたぐいのものだと思いますが、逆に早期解約でない本来の契約の場合は、長期に渡って月額料をとられるのはカスタマー側なのでご注意を。

ウチヤマ ケンイチ