ニッカオフィスのウチヤマです。

変わらないことはすごく強い。
ひとつのことをずっとやり続けること。
ひとつの信念をずっと曲げないこと。

ただそれができるのはよほど運が良い人。

本当にたいせつなものを守ったり、成長していくためには、他愛もないことは柔軟に変える勇気も大事。
ずっと信じてきたものを、自ら変える勇気、変わる覚悟。

「ただ変わらない」ことは、それはただの逃げだ。

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イチローは10年続いた200本安打がストップした翌年にフォームを修正した。
結果にこだわり、いままで信じていたことでも状況にあわせて自分を変える。
プロとして結果を残すために、当たり前のようにフォームを調整する。そしてそのための努力は惜しまない。

デザイナーのイームズ夫妻はその時代の求められることや制約に対応して、材料やアウトプット方法を常に変えていった。
そして多くのすばらしい作品を残し、人々を豊かにしていった。

それは外から見ているだけだと、驚かされることなんてなくて、当たり前のように見える。
きっと天才と呼ばれる人たちは「よし、やり方を変えるぞ」となんて意識しているのではなく、きっと空気のようにそれができてるんだろうな。

もっと身近なところにだって。

やりたいことをやっていたのに子供ができてから、家族を守るために仕事を変えたおとうさん。
若づくりをしていたのに孫ができてから、自ら自分をおばあちゃんと呼ぶようになったおかあさん。

相手に気持ち良く働いてもらうために、自分の意見を押し殺すサラリーマンだって。
捉えようによっては、かっこ悪くて弱く見えることもあるかもしれないけどね。

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最近同年代で、これまでの自分のやり方では立ち行かなくなり悩む人を多く見てきました。
僕自身もそう。ちなみに僕は今年31歳です。
そして、自分の殻を破ろうともがいて、そして自分を変化させて、強くなった人をたくさん見てきました。

弱いからしてしまう変化ではなく、自らの意思で自分を変化させる強さがほしい。
変化できることを楽しめたら。挑戦できたら。
成長するためにも。大事なものを守るためにも。今までできなかったことができるようになるためにも。
まわりをしあわせにするためにも。そして自分がしあわせになるためにも。

絶対に折れない信念とそれを包むしなやかさ。もっともっと柔軟でしなやかにならなきゃ。
僕もそうあり続けられるように日々がんばってます。本当に大事なものを守るためにね。

ウチヤマケンイチ