できるだけ分かり易く、デザインする。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

こないだ糸井重里さんのTwitterを見ていた時の話。
糸井さんがスカパーの申し込みをしようとしたところ、どうやら画面が分かりづらくて申し込みをやめてしまったみたい。

有名人も僕らと同じようにサービスを使っていて、そして分かりづらいと仕方なく諦めているんだな、と。
そりゃそうなのですが、なんだかおもしろかったのでした。

この申込画面のような、分かりづらい画面をわかりやすくする。
僕が大切にしている仕事のひとつです。

僕自身が分かりづらいことが大の苦手なのです。
だから、利用者としても、デザイナーとしても分かりづらいことはほっとけない。

たとえば、携帯の申し込みプラン。
たとえば、インターネット接続の初期設定。
たとえば、確定申告や行政の手続き。

時間さえかければ、なんとかできるのかもしれないこと。
そんなことでも、最初からわかりやすく整理しておいてくれれば、余計なストレスは感じなくて済む。

分かりづらいことって世の中にはたくさんあって、その多くは分かり易くすることはできると思うのです。

そもそも仕組み自体がどうしようもないほどわかりづらい場合。
これはどうしようもないかもしれません。
ただほとんどのケースは、その伝え方がわかりづらくしている気がします。

教えることが上手な人は、どんなにむつかしい話も子どもにだって分かるように話せるものです。
たとえそれが宇宙の話だろうと、哲学の話だろうと。

僕はデザインをするときに、そんな分かりやすい話をする人になりたいんですよねぇ。
小さな子供に話しかけるように、デザインをしたり、ユーザーインターフェースをつくったりしたい。

こんな仕事はほんとにおもしろいです。
こんなおもしろいことを仕事にできて、僕はラッキーだとつくづく思うのでした。

さて、今日は三浦半島まで遊びに行ってきました。
特に何か目的があるわけでもなく、赤い電車に乗ってひたすら南に向かうのです。

そして従兄弟の畑に立ち寄ったり、従兄弟と一緒に海辺近くの定食屋さんで魚を食べたり。
不動産屋さんに行って隠れ家になりそうな物件を探してみたり。

やっぱり三浦っていいなぁ。魚も日本酒もおいしかったです。
また近々行こうと思います。

ウチヤマケンイチ
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