なんでもシェアする時代になってきてる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、ライドシェアというのが流行っているらしい。
自分が車で移動するときに、空いてる席をついでに誰かに貸すというサービスだそう。

カーシェアは車そのもののシェアだったけれど、今度は自分がいる空間をシェアする。
見知らぬ人との距離はかなり近くなって、なんだろう、時代は変わっていってるなって。

そういえば、気付けばもうシェアハウスなんて当たり前になってました。
僕が大学生だった10年くらい前には、そこまで聞かなかったんですけどね。
当時は知らない人同士が一緒に住んでいるということにすごく驚いた。
けれど今となっては普通のことで、僕の周りにもたくさんいます。

僕自身もこないだ初めてAirbnbという民泊のサービスを使って三浦半島に泊まってきました。
そうやって、なんでもシェアする時代になってきてる。

ネット社会になって誰でも情報発信ができるようになったことは大きい。
けれど、これってテクノロジーだけじゃなく、人間の価値観や意識が変わったことも大きいんだろうなって。

自分で所有するよりもシェアを選ぶ。
そうやって、身軽であることや体験の数を増やすことに価値を見出す。
ついでにシェアする者同士の交流があったりして、そういうの方がきっと現代の欲求には合っているということ。

でもよくよく考えてみたら、”他人とのシェアに抵抗がない”という感覚は別に現代人特有の話でもなかった。
昔の銭湯や下宿、あと満員の通勤電車なんかはライドシェアと比較にならないくらいに空間をシェアしてる。
知らない人と長時間身体を寄せ合う以上のシェアって、なんだかそうそう無い気もするよ。

新しい価値観とテクノロジー、そして人間が元々持つ感覚。
きっとシェアビジネスの拡大は、そんな新しい仲間や家族の形なんでしょうね。

これからの常識はどこにいくんだろう。
人見知りの僕でも、ちゃんと生きていけるのかな。

ウチヤマ ケンイチ