令和3年3月14日に考えたこと

上達しても勝率が上がらない理由

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕が普段アプリで将棋を指しています。
いつでもどこでも指せるので、毎日数局、多いときは数十局戦っています。

毎日それだけ対戦をしていると少しずつではありますが上達するんです。それも楽しく続けられている理由。
けれど、上達しているというのに勝率はずっと同じくらいで、常に4割6分あたりを行ったり来たりしています。

上達しても勝率が上がらない理由は、自分が強くなれば対戦相手も強くなるからなんです。
アプリにはたくさんの人が登録をしていて、おそらくこれまでの成績や最近の調子を見て、アプリは対戦相手を選んでいるんだと思うんです。

上達しても勝てないというのはなかなかつらいものですが、4割6分と「半分くらいは勝てる」おかげで、もう一回、もう一回と続けてしまいます。

若手の仕事を見ていると、たまにあまりにも難しい仕事を担当している人がいます。
組織の事情、上司の判断、その人の判断と様々な理由があるのでしょうが、難易度があまりにずれていると成長は難しいと思うのです。

一方、ベテランなんかになると、今度はほとんど勝てる勝負ばかりしてしまうこともあると思うのですが、これはこれで具合が悪い。
適度な難易度に自分の身を置くことを意識している人は少ない気がしますが、実は相当重要なことだと思ってます。

最近、新しいプロジェクトが始まりました。知らない分野にも、常に挑戦しないとな。

ウチヤマ ケンイチ