令和3年3月18日に考えたこと

デザインがより良くなる場所に、どんどん出向きたい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

そういえば最近始まったプロジェクトですが、まだ顧客に直接お会いしていません。
これまでもメンバーの中に会ったことのない人がいることはありましたが、誰とも会ったことがないプロジェクトは初めて。

それでもお互いにテレワークに慣れているからか、まったくやりづらさや心理的な距離も感じない。
コロナが収束した後もこのようなケースは増えるんだろうなと、世の中の変化を改めて感じるのです。

ただ、どうしてもオンラインに変えられないこともあります。
例えば、店舗で使う業務システムをデザインするときなんかは、実際にお店に行き、従業員さんやそれを使う現場の状況を見ると、デザインに魂が入るのです。
最近では、障害者の施設で働く方向けのサービスの設計をしています。これもできるだけ早く実際の施設にお邪魔して、どのような人たちがどのように働いているのかを見たいと思っています。

事件は現場で起こってるんだというセリフがありましたが、あれはその通り。事件だけじゃなくて良いことも楽しいことも現場で起こってる。
それを人づてに聞いたり、写真や資料で確認するだけでは理解できないことも多いんですよね。

ということで、世の中の働き方は変われど外出をすることはコロナ後もゼロにはならないし、むしろ本当に行くべきところに行けるようになると思うのです。
デザインがより良くなる場所に、どんどん出向きたい。

ウチヤマ ケンイチ