ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、やらなきゃならないことはさっさとやれと書きましたが、この「やらなきゃならないこと」というのが意外と分かりづらい。
僕が社会人になって最初に驚いたことに、僕がやらなきゃならないと思っていたことが実はそうではなかった、というのがあります。

例を挙げると、初めて担当したウェブサイトのデザインを見たとき、先日まで学生だった僕にでも分かるようなおかしなところがたくさんあったんです。
毎日毎日ウェブサイトの改修をしているというのに、その不具合は一向に直されない。正直、皆大丈夫かと思いました。

ある時上司が言ったのが、仕事でやりたいことが10個あってもそのうち８個はできない、ということ。
なにもサボってるわけではなく、時間も人手も限られた中で本当にやらなきゃならないことをやっていたら、多くのことは手を付けられないという意味でした。
僕が見つけたおかしなところは、その８個に入ることだったわけです。

仕事をしていると、この８個の方を頑張っちゃうことってあるわけです。
それは正しいこと、必要なことであるのは間違いないので、それで褒めてもらえなかったり、ともすれば怒られたりすると、ほんと残念です。

さっさとやれの前に、本当にやらなきゃならないことを選ぶ。そして、決めたならさっさとやれということですね。
なんか同じようなこと前にも書いた気がするな。結局さっさとやれてない。

ウチヤマ ケンイチ