令和3年3月30日に考えたこと

直にその雰囲気や空気感を知っておくこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日はこれから障害福祉施設をいくつかまわります。今月から施設で働く方たち向けのサービスのデザインをすることになったのです。

ウェブサービスは対面のサービスとは違って、日頃お客様と会う機会がなかなかありません。飲食店や小売店のようなお客様が直接やってくる商売であれば、どんな人がどんな表情で、どんなふうに利用されているかを見ることができる。けれど、ウェブではそれができない。
なので、僕は可能な限り実際のユーザーがいる現場に行ったり、ユーザーに会うようにしています。

実際に現場に行かなくてもデザインはできるんですけどね。それなのに、わざわざ相手に時間を割いてもらってまで、現場に行く必要はあるのかとも思うのですが、ユーザーに会い、直にその雰囲気や空気感を知っておくことで、デザインをする時の判断に自信が持てるんですよね。効率面でも、品質面でも、結局は良いことばかりで、必要なことだと思っています。

ちなみにこの現地調査やヒアリングはとても楽しい仕事。日頃パソコンに向かっているのがほとんどなので、ユーザーとの接点は手触り感がある仕事というか、生きてる仕事という感じがします。

そういえば4年半前に独立した時は、これからは雇われているわけじゃないわけだから、飲食店とか小売店とか経験したことのない仕事もできると考えていたっけ。

知り合いのお店にお願いしてみようかな。

ウチヤマ ケンイチ