令和3年4月8日に考えたこと

無自覚のうちに、なにかの影響を受けていること

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
無自覚のうちに、なにかの影響を受けていることってよくあると思うんです。

先日、株式投資を始めたばかりの知人が、知名度のない銘柄ばかりに注目していて不思議に思ったんです。
始めたてであればこれまで消費者として知ってたBtoCの有名企業から入る方が自然。そこで、どのように銘柄の選定をしているのか質問してみたんです。

本人は適当に選んでいると言っていたんですよね。でも、それらの銘柄は最近僕もSNSやネットで名前を聞いていた銘柄だったんです。
これは想像ですが、その知人もそういう情報に触れているうちに、無意識のうちにそれらの銘柄に注目していたんじゃないかと思ったんです。

今回の話がそうなのかは分かりませんが、こういうことはよくあると思っています。
広告なんかも同じような手法だし、選挙カーで名前を連呼するのも似てるかもしれない。

無自覚になにかの影響を受けることは一概に悪いこととは言えません。けれど相手に悪意がある場合は、結構危険だと思うんです。

ちなみにデザインをするときは、このような無自覚の影響を考慮するし、利用もします。
たとえば、似たような動作をするボタンは同じ色や形にする。ユーザーはボタンの色なんて覚えてないかもしれないけれど、無自覚のうちにそれらに影響されながら操作をするわけです。

こういう仕組みってほんと面白い。心理学とかもちゃんと勉強してみたいな。

ウチヤマ ケンイチ