令和3年4月13日に考えたこと

将棋自体は、ずっと変わらず楽しい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ここ数ヵ月、将棋にすっかりハマってしまい、先日駒を大人買いしてしまいました。
これまでは特に意識してこなかったのですが、調べてみると将棋の駒というのは実に奥が深いのです。

道具でありながら、美術品とか腕時計のようなコレクション的な側面もある。
今回違うデザインの駒を2セットまとめて買ってしまいました。はやく届かないかな。到着を心待ちにしています。

ただ駒が届いても、残念ながら使う予定は無いのです。
それどころか、数年前にふるさと納税で頂いた立派な将棋盤と駒が既にあるのですが、それらも一度も使えてません。

理由は単純で、指す相手がいないんです。
今回将棋に久しぶりにハマっている理由は、将棋が楽しいからではなく、アプリの登場の方が大きいんですよね。

将棋自体は、ずっと変わらず楽しい。けれど、相手がいないことにはどうしようもない。
アプリだと深夜であってもすぐに対局できるし、AIから指導を受けることもできる。

将棋そのものは全く変わっていないのに、テクノロジーによって再び脚光を浴びる。これって不思議な状態だと思うんですよね。
新しいもの、古いもの、そうやって分けてしまえば将棋は古いもの。でも体験は新しいという。

昔は皆がやっていたことの中に、環境によって遠ざかっていることは他にもたくさんあるはずです。
それらが最新のテクノロジーで復活する。なんだかワクワクするな。

ウチヤマ ケンイチ