ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、若手メンバーに仕事のアドバイスをする機会があるので、そういえば自分も忘れてた、ということによく気づかされます。
このあいだ書いた「とにかく時間をかける」というのはとても効果的なわけですが、その仲間で「分からないことは、とにかく全部調べる」というのも思い出しました。

なにを当たり前の話を、ということなのですが経験を積んだ分野であればまったく知らないことに出くわす機会も少ないし、少なければ調べることも簡単です。
もしくは、９割の知識があれば１割分からないことがあっても、なんとなく想像ができるんですよね。

ただ苦手な分野、慣れていない分野の場合だと、逆に９割のことが分からないのでもうどこから調べればよいのか途方にくれてしまうわけです。そして結局、すべてを曖昧なままにしてしまう。
１割の知識しかないのに残りの９割の部分を想像するのは不可能に近く、そのままずっと上手くいかない状態が続くわけです。

若手の頃、まだ仕事のことがよく分からなかったとき、とにかく分からないことはすべてメモをして片っ端から人に聞いたり調べたりしてました。
そしてある一定の知識がついたところから一気に理解が進んで、そこからは仕事も上手くいくようになったのです。

分からないことを全部調べるには時間がかかる。繰り返しになりますが、初心者はまず最初にまとめて時間を確保することは大事なんだよね。

ウチヤマケンイチ