令和3年9月26日に考えたこと
その間違って指した手は良い手だったみたい
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
さっきアプリで格上の相手と将棋を指していたのですが、こちらにチャンスが回ってきた大事な場面で操作ミスをしてしまいました。
指そうとしていた手はなかなか良い手だと思っていたのでがっくりきたのですが、結局そのあと間違った手から一気に相手を詰ますことができたのです。
どうやらその間違って指した手は良い手だったみたい。さて、元々指そうと思っていた手はどうだったのか。
偶然から素晴らしい発見することをセレンディピティと呼ぶんだそう。
商品開発なんかでも、付箋は接着が不完全だった接着剤から生まれたみたいだし、調べてみるとコーラやサランラップなんかも偶然誕生した商品なんだとか。
自分が思いつくことって、どうしてもこれまでの考えの延長線上になる。どんどん窮屈になってく。
素晴らしい発見とはいかないまでも、とりあえずなんとなく続いている流れを変化させるには、ある程度の割合で偶然を取り入れるというのは大事なことなのかもしれません。
将棋でも敢えて1番とは思わない手を指してみたり、なんならダメだと思うやり方を試してみる。幅を広げる意味では大切なのかもしれないなぁ。
そういえばデザインをしているときは、敢えてダメそうなアイデアを試すんですよね。
それはその不正解を消去するために試しているのですが、いざデザインしてみるとそれが正解だったってこともある。ほんとおもしろいものです。
ウチヤマケンイチ