令和3年10月7日に考えたこと

大変な状況を自らの身で経験すること

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

かねてから投資のスタイルを変えようと思っていたのですが、ここ数日でようやく着手し始めました。きっかけは今回の日経平均株価の暴落です。

変わらなきゃなと思うことがあってもそう簡単にはいかないことも多いわけですが、今回みたいな外的な力が加わるとある意味強制的に変化させられることになる。
有事に直面することはもちろん大変なことではありますが、長い目で見たときには決してマイナスなことだけではないと思うのです。

僕のデザイナーとしてのキャリアを振り替えると、新卒2年目にとあるプロジェクト大きなトラブルを経験しました。新しいサービスのリリースがうまくいかなかったのです。
会社全体、いや市場全体にまで関わるような大トラブルで、僕はまだ若手だったので対応の中心は先輩たちでしたが、全員が全員自分がやれることをやるという、まさに有事でした。
いま振り返ると、その時の経験によってデザイナー、そして社会人としてのスタイルやスタンスのベースが作られたと思ってます。

大変な状況を自らの身で経験すると、そこからは物の見え方が変わるものです。
プロジェクトを進める際にはしっかり計画をするようになったし、スキルや経験を積むことも大切にしてきたし、いざトラブルが起きても落ち着いて対応できるようになりました。

ただ、時間が経つとその緊張感も段々と薄れて行くもの。忘れない努力をしないとな。

ウチヤマケンイチ