ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近はなにか買いたい物があるとき、まず最初にフリマアプリを開きます。
フリマアプリで見つからなければネットショップで購入する。お店まで買いに出かけることはもうほとんどなくなりました。

そんなフリマアプリですが、出始めた頃は良いサービスだと思わなかったんです。
当時は安く買うといえばオークションサイト。それと比べると値段が決まっているフリマアプリは安く買えない感じがするし、出品する側もどうやって値段をつければよいのか判断できないと思ったんです。

でも実際には使っていくうちに皆がフリマアプリに慣れていって、値付けも良い感じのところに収束していきました。
そしてなにより優れているのは、買いたい時に確実に買えるところ。オークションは必ずしも落札できるか分からないうえ、誰かと競りだすと結局高くついたりするんですよね。
時間も、手間も、そして時には価格の面でも、フリマアプリは優れていたのでした。

日頃から仕事で新しいプロダクトを作っている身としては、こんなふうに自分の想定とは違ったところからちゃんと学ばなければなりません。
経験を重ねると大抵のことは想像できてるつもりになるのですが、実際には分かっていないことだらけ。特に最近は若者の気持ちは分からなくなってきてる。

自分の感覚や意見は参考程度に、変化していく価値観や他人の価値観に寄り添わなくちゃなと、そう思うのでした。

ウチヤマケンイチ