令和3年12月27日に考えたこと

手触り感や空気感が足りないわけです

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、未来予測でもしてみようかと書きましたが、未来を予測するためには手がかりが必要で、頭の中だけで考えるのは難しい。
手がかりはニュースなりSNSなりネットを通じて得ることもできますが、そこにリアリティを持たせるにはやはり自分自身が外に出て、人に会って、一次情報として世の中を感じる必要があると思っています。

この2年間すっかり外出の頻度は減り、仕事そのものはリモートでも進められると思っていたところですが、いま改めて街ゆく人を眺めたり、誰かと会って会話をしたり、様々なお店を覗いてみたりすることがいかに大切なことだったのかを感じているところです。

僕は仕事でスマホのアプリやウェブをデザインするわけですが、たとえば電車の中でスマホを使っている人の姿を見ることで、データだけでは分からない部分を補っていました。
ログデータを分析すればたしかにユーザーの行動を見ることはできますが、やはりそれだけはピースが足りない。手触り感や空気感が足りないわけです。

まだまだコロナも収束というわけではなく積極的に外出する雰囲気ではありませんが、必要最低限、世の中と繋がっておこうと思ってるところです。

コロナの2年間でこんな間接的な影響もそろそろ出てくる。子どもの体力低下も起こっているんだとか。
そういう意味でもコロナと上手に付き合いながら、徐々に普通の生活に戻せるといいな。

ウチヤマケンイチ