令和4年1月1日に考えたこと

金額よりもその使い方のほうがよっぽど大事

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

お正月ということで親戚の子どもたちにお年玉をあげるわけですが、いくらが良いのかを実はちゃんと考えたことがありませんでした。
大体いつも祖父母があげる金額よりもちょっと少なめ。でもちゃんと考えた方が良いかなと思ってるところです。

お金って世の中や他人との接点であり、物事を動かす原動力でもある。
お金を払うから物を受け取ったり、サービスを受けたりできるわけで、これは大人も同じだし企業なんかも借り入れや資金調達を元手にして事業を行ってるわけです。

あげすぎは良くないとか少ないとかわいそうとか、たしかにそれも一理あると思うのですが、金額よりもその使い方のほうがよっぽど大事だと思うのです。
「大切に使ってね」というのはあげる側の心情。「よく考えて使うと良いよ」という方が、子どもたちにとってはより大事な気がします。

去年、親戚の子どもたちが貰ったお年玉を眺めながら、何を買おうかと迷っていました。
こっちを買ったらあっちが買えない。これは当たり前のことですが、加えて、どっちも欲しいから手持ちのお金を増やそうとか、もっと安い店を探そうとか、そんなふうに選択肢を広げることもお年玉で覚えられると思うのです。

とある投資家は子どもの頃、貰ったお年玉を親に預けて利息を得るという疑似的な投資体験をしていたそうです。
たしかにそういうことって周りの大人が教えてあげられるといいよね。

ウチヤマケンイチ