ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
デッサンを始めてしばらく経ちますが、なかなか上達しません。

一応、常に考えてはいるし、先生にも質問をしてるし、理解したことはメモもしてる。
趣味ではありますが仕事と同じようなやり方で、結構きちんと頑張っているのです。

ただ今日ふと思ったのですが、そもそもデッサンとデザインは似ているようで別のもの。
むしろ、仕事やデザインと同じような進め方をしようとしてること自体が、もしかしたら上達の邪魔をしているのかなとも思ったのです。

経験が増えると、人ってつい自分がそれまでに上手くいった方法をもっかいやってみようと思っちゃう。
ただそのやり方は別の分野では使えないかもしれないし、そもそも手法そのものが古くなってる場合もある。

今回のデッサンがそのケースなのかは分かりませんが、過去の成功を繰り返せば必ず上手くいくかというと、実はそうではないことを覚えておかないといけません。
むしろ過去に覚えたことや経験則を捨てること。これをアンラーニングと呼ぶらしいのですが、これまでは基本的には積み上げる一方だったわけなので、そろそろ捨てるべきものがたくさんあるような気がします。

そういえば身の回りの物も減らすから新しい物が入ってくる。本棚は隙間をつくっておくと良いって言われてるし。
さて、何を捨てて、どれを残すのか。そんなことあまり考えたことがないから、ちょっとチャレンジだな。

ウチヤマケンイチ