令和4年1月24日に考えたこと

自分の役目や役割が無いとなかなかつらい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近やってる学び直し。今日はキュビズムについて調べてました。
出てくるのはピカソばかり。あの子どもが描いたような絵画表現のことをキュビズムと呼ぶそうです。

ピカソの絵は難解ですが、以前は誰が見ても上手いと分かる写実的な絵を描いてたんですよね。
そこからあのようなスタイルになったのは、どうやら写真の登場が影響してるようなのです。

写実的に表現するという役目を写真に取られてしまう。そこから画家たちは絵にしかできない表現を追い求めたのかもしれません。
ちょうど最近もAIが人の仕事を奪ってしまうなんて話がされていますが、それと同じようなことが当時起こったんだと思うのです。

僕は以前、機械が仕事をしてくれるなら別に人間はのんびり暮せば良いじゃないかと考えていました。
ただ自分が会社員を辞めたあとしばらくのんびりと生活してみて分かったのは、人というのは仕事にしても何にしても、自分の役目や役割が無いとなかなかつらいということ。
仕事なんかしないで遊んで暮らしたいなんて言ってる人も、いざそうなるとたぶんそんな生活は長くは続かなくて、人から必要とされたいと感じると思うのです。

自分のこれまでやってきたことを脅かす存在の登場は、変化するきっかけになることは間違いない。
デザインもきっと近い将来多くの部分が自動化されると思うし、そのとき自分は何をするのか考えておかないとな。

ウチヤマケンイチ