令和4年2月8日に考えたこと

あれが普遍的なスタイルというわけじゃない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日からVR内で仕事をする準備を始めました。VRというのはいわゆる仮想空間。ゴーグルのようなデバイスを付けることで入ることができます。

いまパソコンのモニターとキーボードで行われている仕事は近い将来、VR内で行われるようになると思ってます。
そもそも四角いディスプレイもボタンが並んだキーボードも人が発明した形で、あれが普遍的なスタイルというわけじゃない。
いまそれらが当たり前の形になっているのは、これまでの技術で実現できる中での最適解だったからだと思うのです。

いざVRの世界に入ってみると、むしろこっちの方が自然に思えてしまうからおもしろいもの。
目の前に四角いモニターを置くというのはVRが実現するまでの暫定的な形にすら思えてくる。そしてもっと先の未来には、きっとVRよりも自然な環境が発明されるんでしょう。

もちろん人には慣れがあるし、いまはまだ仮想現実の世界も完璧というわけじゃないから、いきなりすべてが入れ替わるということはないと思ってます。
けれどボタン操作のガラケーが直接触って操作するスマホに取って代わられた以上の速さで、VR空間でキーボードを使わずに仕事をするのは当たり前になると思うのです。

ウェブやアプリをデザインをしている僕にとって、これは大きなイベントです。
いまの技術とこれからの人の仕事のあり方を想像しながら、VR内のデザインを始めます。

ウチヤマケンイチ