令和4年3月24日に考えたこと

持ち時間が変わると途端に勝手が違う

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕が使ってる将棋アプリには、3つのモードがあります。
持ち時間が計10分の10分切れ負け、同じく3分の3分切れ負け、そして合計の持ち時間に制限はないものの毎回10秒以内に指さなければならない10秒将棋です。

おもしろいのは同じ将棋なのに、持ち時間が変わると途端に勝手も違ってくること。
たとえば10分切れ負けのモードでも毎回数秒で指していたはずなのに10秒将棋でカウントダウンされると妙に焦るんです。
同じテンポでも自主的に指すのと、指さなければ負けるのとではこうも心持ちが違うとは。おもしろい発見でした。

どっちの心理状態が良いのかといえば一長一短があるはずで、余計な気負いでミスすることもあれば、緊張感を持ってテンポ良く進めることで、むしろ良い手が指せるというのもあると思うのです。余計なことを考える暇がないというのはきっとプラスの効果もある。

ちなみに最初はとにかく焦っていた10秒将棋も、数局指すうちにだんだんと慣れてきて、10秒って意外と長いかもと感じるようになりました。ちなみに強い人ほど毎回しっかり10秒使ってぎりぎりで指してきます。

ルールの設定次第で動きや能力を発揮できる度合いって変わってくる。
仕事でいえば業務量と納期、あと難易度の設定でしょうか。パフォーマンスを出せるのって案外、忙しくてなにしてるのかよく分からないときだったりするもんなんだよな。

ウチヤマケンイチ