令和4年4月1日に考えたこと

つい余計なことは言わないようにしがち

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ネットの動画を見ていると、「おもしろかったら、いいねとチャンネル登録をお願いします」というメッセージをよく見かけます。
僕はニュース動画もよく観るのですが、扱う内容が戦争や事件のときに「おもしろかったら」という表現が使われていると気になってしまうのです。

ただ実際にはその手のニュースを観て、おもしろいと感じる部分はあるんですよね。
当然、それは悲惨な状況をおもしろがるということではなく、自分が知らない事情や見解を知れたりする部分がおもしろいわけです。

以前にも書いたことがあるのですが、僕は炎上しているプロジェクトを担当するのが結構好きで、それは楽しいと思える部分があるからです。
こちらももちろんプロジェクトが大変なことになっているということ自体が楽しいわけではなくて、その難しい状況や課題をどうやれば突破できるのかの戦略を立てて実行するプロセスが楽しいのです。

テーマがセンシティブなことであってもその中には様々な要素が含まれてる。それを個別に考えることなく、表面的な部分で全体を語ったり、本来は関係が無いところまでを一緒くたにしてしまうのはむしろ危険なことだとも思ってます。

ただ誰かが辛い思いをしている問題で軋轢や誤解を生みたくないのは正直なところ。
つい余計なことは言わないようにしがちで、監視だらけの現代、はたしてこれで良いのかとも思うのでした。

ウチヤマケンイチ