令和4年4月27日に考えたこと
意外と守りも重視してるのかもしれません
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
将棋には攻めと守りがありますが、棋士によってそのどちらを重視しているかといった特徴があるみたい。
とはいえ、攻め重視の攻め将棋にしても、守り重視の受け将棋にしても最終的には相手の王を詰まさないと勝てないわけで、とりあえず僕はこれまで攻めばかりを考えてました。
ただ今日ひたすら守りに徹してみたところ、今の僕にはこれが必要だったのか勝率が良かったのです。
プロの世界にだって両方のタイプもいるわけだからどちらが有利ということはなく、その人の性格や得意分野によってスタイルは決まると思うのです。
自分の場合は、なんとなく攻めるタイプかなと思っていたんです。でも日頃の仕事の進め方を改めて振り返ってみると、意外と守りも重視してるのかもなと、これまであまり考えたことがなかったことを考えるきっかけになったのでした。
デザインをするとき、僕はまずユーザーの話を聞きたいし、デザインの途中でもテストをするようにしています。これはいわゆる「守り」の側面だと思うのです。
一方で、裏さえとれたなら前例がなかったり、流行っていないデザインであっても採用することが多いのですが、これは攻めの部分かもしれません。
もちろん将棋とデザインはまったくの別物。すべてを当てはめようとすればこじつけになりそうですが、別の分野の中に共通点を見つけながら整理すると新しい発見があって楽しいのです。
ウチヤマケンイチ