令和4年5月25日に考えたこと

プロのやり方を近くで見られること

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、仕事で調査票を作ってます。なんだか久しぶりですごく楽しい。

調査表というのは多くの人たちに一斉に質問をする際に使う、いわゆるアンケート票です。
一見すると、聞きたいことをそのまま書けばよさそうなものですが、実はそれだと上手くいかないということをプロのリサーチャーの方たちと仕事をする中で知ったのでした。

やりがちなミスとしてあるのが、「こう答えてほしい」という内容につい誘導してしまうこと。
フラットに質問してるつもりが、無意識のうちに質問の順番や選択肢が自分にとって都合のよい方に傾けてしまうんですよね。

そしてこの誘導って普段の会話の中でもやってると思うのです。とはいえ、人とのコミュニケーションなんていうのは主観と主観で行われるわけだし、誘導や偏りにこそ意味があるのかもしれません。もしこれが営業トークであれば、むしろ誘導が上手なことは武器にもなる。
ただこれがアンケートとなると、途端に事実を把握するという目的に沿わなくなってしまうわけです。

僕はリサーチの専門家ではありませんが、これまでに何度もプロとご一緒したことで色んな観点を知ることができました。
他にもエンジニアの人にプログラミングを教えてもらったり、経営者の人に経営を教えてもらったり。
自分の専門ではないことについて、プロのやり方を近くで見られるっていうのは、仕事における楽しみのうちの1つだな。

ウチヤマケンイチ