令和4年5月27日に考えたこと

僕の分もあなたが考えて、そして決めて

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

店や食事を決めるときに「なんでもいいよ」という人がいますが、あれって結構ずるいと思うんですよね。
そう書きながら、僕自身ついそう言っちゃってるかもしれません。気をつけないと。

他の誰かに希望があるなら、その人に合わせるというのは悪くないと思うのです。厄介なのは、他のみんなもどうしようかと考えている場合。
そういうとき、キツい表現をするならば、「なんでもいいよ」というのは一緒に考えることを放棄して、「僕の分もあなたが考えて、そして決めて」と相手にタスクも責任も押し付けているということだと思うのです。
さらに具合が悪いのは、いざ案が出ると「でも、それは嫌だ」となるパターン。具体例が出てくると判断しやすい。そうやって、楽な方法で自分の意見を通そうというわけです。

もし他の人に合わせるにしても、「それがいいね」と自分も一緒に判断に加わるのが理想。「なんでもいいよ」じゃなくて。
そしてこういうことは、晩ごはんや店選びだけでなく組織運営や、はたまた政治なんかでも起こっていて、むしろそういうとき、ほとんどの人は「なんでもいいよ」側だと思ってます。

そういえばリクルートの頃を思い返すと、仕事ができる人ほど率先して飲み会の幹事をやってくれたし、しかも楽しみながら進めていた印象があります。
「なんでもいいよ」とは正反対の動き。そういう人たちがいることをすっかり忘れてたわ。

ウチヤマケンイチ