令和4年12月2日に考えたこと

好きなだけ面倒なことをやってみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょっと前に一度はこれで良いかな、と思った仕事場のデスク周りの配置換え。結局、いまだに終わってません。

家具の配置で難しいのは、ほぼ完成している状態でもなにか1つ家具を動かすと玉突きで他も変わってしまうということ。

うちの仕事場には4つの机があってそれをL字型に組み合わせて長机のようにして使っているのですが、1つ配置を変えると結局全部動かすことになるんです。
テーブルの配置が決まると、今度はその周りにある家具も動かさないとダメになって、そんなこんなで一度はほぼ完成かと思ったところから振り出しに戻ったりします。

これは僕が仕事にしているウェブやアプリのUIデザインも同じで、なにか1つ要素を追加しようと思うと、全体的にデザインを変えなくちゃならないことが多いんです。

もちろん部分的な修正で済ませることもあります。全体最適のために大部分を作り直さなきゃいけないなら、部分的におかしいことには目をつむるわけです。
というか、仕事の現場ではそういう判断がほとんどなわけですが、ビジネスという観点で言えばその方が正しいことも多いのです。

僕はデザイナーという立場ですが、むしろデザインとしてのおかしさは分かった上で、いまは部分だけ直せば十分だと顧客に伝えることも多いです。
ただそのせいか、費用対効果が求められないところでは好きなだけ面倒なことをしてしまったりするのです。

ウチヤマケンイチ