令和5年1月27日に考えたこと

同じ絵が上手くもなるし下手にもなる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

去年の秋から絵画教室で抽象画を描いています。
何枚か描き終えたのでここらへんでひと息入れようと、ここ数回は以前やっていた木炭デッサンをしています。

久しぶりのデッサンはやっぱり難しいような、それでも前よりは上達したような、そんな自分でもよく分からない感覚です。
実際、完成したデッサンを見ても、本当に下手だなと思うときもあれば、いや意外と上手いかもと真逆の感想を行ったり来たり。どちらの感想も嘘ではないのですが、たぶんそのときの状態が評価を変えてるんでしょう。

ちなみに再開してから木炭デッサンを2枚仕上げました。そして2枚を並べてみると明らかに2枚目の方が上手く描けていたんです。
これは相対的な評価だから、たぶんいつ見ても2枚目が上なのは変わらない。

おもしろいのは、1枚目を描き終えた時、「今の自分はこれくらいだろう」と思っていたんです。
そして2枚目を描いている時も、1枚目とさほど変わらない出来だと思っていたし、むしろ1枚目の方が上手く描けたとすら思ってた。
でもいざ並べてみると、明らかに1枚目はダメなところが多いのです。

なにが言いたいかというと、人の評価なんていい加減だということ。特に自分に対する評価っていうのはまったくもって信頼できない。
やりきった満足感や頑張ったという気持ち、それに自信の浮き沈みなんかが、絵をの上手い下手まで変えてしまうんだな。

ウチヤマケンイチ