令和5年2月27日に考えたこと

枠があると知らないうちに引っ張られる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

もう何年も続けているデッサンですが、数ヶ月前に雰囲気がガラリと変わりました。どう描けばよいのか以前よりも分かるようになったんです。

先生にも描き方自体は良くなったと言われ、そろそろ構図を意識してみてはとアドバイスをもらいました。
紙の中に絵をどう納めるか。これまでは紙の中にできるだけ大きく、そして中央に配置するように描いてきたんです。でもそれでは絵として単調で、時に窮屈にもなるんです。

構図といえば、このあいだ面白い発見がありました。
さっき書いた通り、僕はモチーフを下左右なるべくギリギリに収まるように描いていたのですが、描き進めるうちになんとなく、「あれ、これはみ出るな」とか、「余白が大きくなりそうだな」とか、そう思うこともあるんです。
けれど、四角い紙には不思議な力があるというか、無意識のうちについその中になんとか収めようとしてしまうんです。ついには形がおかしいことに薄々気づいていながらも、「この紙に収まっている形こそ正しい」と本気で思ってしまうんです。

先日、描いている紙の後ろの紙が横にずれていました。それに気づかなかった僕は、その後ろの紙の端いっぱいまで描いていたのです。
つまりは観察した形を正しく描いていたのではなく、結局、紙の大きさに引っ張られていたんですよね。

枠とか線って目安になるけど、それに引っ張られることもある。気をつけないとな。

ウチヤマケンイチ