令和5年11月17日に考えたこと
できるだけ100か0で考えない
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
最近また石膏像のデッサンをしているわけですが、自分の下手さにがっかりします。
絵画教室に通い始めたのが4年前なのですが、これだけ練習してもなかなか上達しません。
と、そんなふうに描いているときは「まったく上手くなってない」と思っているのですが、過去に描いたデッサンを見る今よりもっと下手なんです。
つまりは相変わらず下手ではあるものの、「下手」の中ではそれなりに上達はしている。たまにこうやって客観的に自己評価をして、モチベーションを維持しています。
そもそも上手いとか、下手とか、そういう評価というのは実に曖昧です。改めて考えてみると、たぶん僕の中では「理想の上手さ」以外は下手に分類してしまっているのだと思うのです。
これを、すごく下手、下手、ちょっと下手、普通、ちょっと上手い、上手い、すごく上手い、みたいに評価をもっと細かくすれば、見える世界は変わるかもしれません。
そういえば仕事していて、昔上司に「100か0で考え過ぎだ」と言われたことがあります。ようは合格以外はすべて不合格で、グレーゾーンを許さないというか、融通がきかないのです。
ということで基準が厳しいことも悪くはないですが、もっと評価を段階的にして変化をきちんと認識できるようになろうと思うのです。
自己評価はさておき、他者の評価も100か0で考えてしまうのはほんとダメ。これは直さないと。
ウチヤマケンイチ