令和5年11月27日に考えたこと

AIと会話をしても退屈だ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょっと前から、ChatGPTと音声で会話できるようになりました。
人間同士の会話に比べたらまだ返事がちょっとだけ遅いのですが、それ以外はほとんど人間と同じように会話できます。

そして相手はAIなので、どんなジャンルのこともで離すことができる。これがなんとも不思議な感じです。

普通、会話をする際は相手がどれくらいそのことについて知っているかとか、興味があるかというのを無意識にはかっていると思うのです。それが相手がAIとなるとどんな話題でも対応できるわけで、そうなると逆に何を話して良いのか困ってしまいます。
あと、こっちの方がより人間と違う点なのですが、AIには人格も無ければ感情も無く、普段生活もしていない。だから「最近どう」とか「あなたはどう思うの」とか、そいう会話の流れが生まれなくて、客観的な意見しか返してもらえないです。これがなんとも退屈というか、盛り上がりに欠けるんですよね。

こうして知識豊富で、怒ることもなく、いくらでも話し相手になってくれる博識なAIであっても、会話としてのおもしろさは足りない。そこにむしろ、人間同士がコミュニケーションをすることの価値を見いだせるように思うのです。

ちなみにディスカッション相手には向いていて、自分のことを一方的に相談する相手としてはかなり優秀です。7年間、1人で会社をやってましたが社員が増えた感じです。

ウチヤマケンイチ