令和5年11月28日に考えたこと
基礎練をコツコツ続けて解き放つ
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
半年前にいったん描くのをストップした木炭デッサンがあったのですが、最近また続きを描いてます。
描き出しの大きな形を捉えるのがどうにも上手くいかなかったので、ひとまずその足りない部分を補おうと、安価なクロッキー帳に描き出しばかり何枚も描いたのです。
枚数にして50枚。木炭でのデッサンは6時間くらいかけて描くものなのですが、最初の1時間ばかりを繰り返したのでした。
クロッキー帳の場合、木炭だと上手く描けないのでグラファイト鉛筆という別の道具で描きました。道具は違えど、紙の大きさは一緒だから大きな形を捉える練習にはなるかと思ったのです。
で、久しぶりに木炭を使ったデッサンを再開してみたところ、以前よりは上手くなった気がします。少なくとも、自分としてはだいぶ描きやすくなりました。50枚練習した甲斐がありました。
こういう地味で間接的な基礎練習をコツコツと続けて、それでいざ本番を迎えてみたら一気に変化しているのってなんとも楽しい。
中の見えない貯金箱にコツコツお金を入れて、まんぱんになってから開ける感じでしょうか。あと思い出すのはドラゴンボールで重たい亀の甲羅や道着を身に着けてずっと修行をして、それを外したときにずっと強くなってるやつ。
そして、しばらくデッサンやったら、今度はまた油絵具で抽象画を描くつもりです。なんとなく絵を描くサイクルができてきて、いい感じ。
ウチヤマケンイチ