令和5年12月1日に考えたこと

AIに、雑にタスクを振ってみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

これまでであれば自分でやったり若手メンバーに頼んでいたような調査系のタスクを、最近はChatGPTに頼むようになりました。
人がやれば数時間は掛かるような調査も、AIに頼むと数分でまとめてくれる。本当にすごいです。

そしてその早さもさることながら、AIが相手であればまずは雑にタスクを振って、その結果を見て方針を決めることができる。これもすごい。
相手が人間だと、適当な仕事をの振り方を繰り返していれば時間も無駄になるし、あとは信頼関係やモチベーションにも影響します。なので、できるだけ「きれいに」仕事を頼む工夫をするわけですが、本音を言えばまずは出来上がったものを見てから、そこで判断したいというシーンはよくあるものです。

AIの強さは、この雑にタスクを振れること、そしていくらでもやり直しができるところ。ここにもある。

ちなみにこのやり方をするなら、最初の考えにこだわらずに柔軟に方向転換したり、成果物の良し悪しを見極めるスキルが必要になります。そう考えれば、それらのスキルは別に人間が相手であっても必要だったわけで、大事な部分というのは変わらないと思うのです。
一方で、相手のことを考えずに雑に仕事を始めることばかりしていると、それで失うことはありそう。

仕事を進める上で普遍的に大切なことは定期的に意識しておかなければ、なにか大きな失敗をしてしまう気がするよ。

ウチヤマケンイチ