令和5年12月9日に考えたこと

動画でどんどん勉強すればいい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

教育系YouTubeの動画が、学校の授業に影響を与えてるんだとか。
例えば、内容がYouTubeで見たのと違うと言われたり、動画で勉強したから学校の授業を受ける必要がないと言われたり。

でもこの話、僕が学生だった頃もYouTubeで勉強をするということはなかったものの、塾や予備校があったので同じようなことは既に起きていました。
ビジネスとしてコストも時間も十分に使って準備している塾や予備校の授業は、どうしても学校よりも分かりやすいし、おもしろいことが多いもの。僕も学校の授業はほとんど聞いていなかった記憶があります。

勉強そのものに関しては、もう学校で集団で受ける必要は必ずしもないと思うのです。昔は動画コンテンツのようなものはなかったから、大人数が平等に学習する機会として学校という場所に集まり集団で勉強する必要はあったと思うのですが、今はもうだいぶ前提が変わってる。

一方で集団生活を学んだり、人と繋がる側面も学校にはあるわけで場所自体は必要だと思うのです。部活や文化祭、体育祭といった、そういう活動は意味があるはず。勉強についても動画と共存する形で、少人数の勉強会とかは意味がありそう。

日本で今のような学校の形式をとってるのって、ここ150年くらいの話なんですよね。自分の中では常識だったことが、長い歴史で見れば普遍的なことではないって実は多いよなぁ。

ウチヤマケンイチ