令和5年12月14日に考えたこと

どんなときに話が自慢に聞こえるか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日、ポッドキャストの投資番組を聴いていたら、国際エコノミストなる人物が番組内の雑談の中で自身が乗っている車について聞かれたとき、「うちなんて10年落ちの軽自動車ですよ」と言っていたんです。
謙遜をした発言だとは思うのですが、投資のプロとして番組に呼ばれている人が「うちはお金がありません」ともとれる発言しているのが、なんだなちぐはぐな感じがしおもしろかったのです。

自慢は良いことではなく、謙遜する方が美徳とされがち。もちろん相手のことを言い負かしてやろうというマウントをとるような自慢は褒められたものではないですが、事実を事実として伝えることは別にそこまで悪いことではないのではと僕は思ってます。

その昔、綺麗ですねと言われた女優さんが謙遜したとき、「別に綺麗なことは偉いことじゃないんだから、認めればいい」と某お笑いタレントが言っていて、なるほどなと思ったのです。事実として優れていることと、その事実を使って相手を打ち負かしてやろうということは全然違うんですよね。
相手に対して悪意がないならば、事実を伝えること自体はそこまで悪いことではないのかもしれず、そのことで「自慢された」と感じてしまう方にもできることはある気がします。

そういえば、どんなことでも気にせずに話しやすい人っています。それは話をフラットに受け止めてくれる、懐の広さのような気がします。

ウチヤマケンイチ