令和6年1月13日に考えたこと

読むべき本を手の届くところに置いておく

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

仕事場のデスクから手の届く一角に本を置く場所をつくりました。

本棚にしまってしまうとなかなか手にすることのない本も、普段座っている席から手を伸ばせば届くなら一息ついたときに目に入ります。これまで買ったのに読まないままだった本の中から何冊か選んで、このデスク脇のスペースに置いておこうと思うのです。

別に本棚だって同じ仕事場にあるわけですが、この立ち上がって取りに行くという一手間があるかと、それともすぐに手が届くのかという差は大きい。本当に読む気があればどっちだって読むはずだと理屈の上ではそう考えられるわけですが、人の行動ってこんなちょっとしたことで大きく変わるんですよね。

ウェブやアプリのデザインをしていても、ボタンの配置やページ構成をちょっと変えるだけで人の動きは結構変わってきます。自分の意志で動いているつもりでも、環境から受ける影響というのは大きく、ちょっとした誘導が効いたりするのです。
小売の店舗なんかでも商品の棚作りを工夫しているお店とそうでないお店では売上が変わってくるし、飲食店のメニューなんかでも書き方ひとつで注文は変わる。

これはきちんと統計をとった話ではありませんが、その人の行動を決めるのは意志よりも環境による影響の方が大きいんじゃないかとすら思うのです。
そう考えると、自分が良い仕事をしやすい環境を知っておくって大事なことかもな。

ウチヤマケンイチ