令和6年1月17日に考えたこと
そのデザインがなぜダメなのかを説明する
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
僕は自分でデザインもしますが、メンバーのデザインをチェックすることもよくあります。
割合としてはそっちの方が多いくらい。自らデザインをするのも好きですが、チームでデザインするのも楽しいのでどちらも好きな仕事です。
デザインのチェックやレビューって結構難しいんです。ユーザーの立場なら好きとか嫌いとか、使いやすいとか使いにくとか、そんなふうに言いっぱなしでいいのですが、デザイナーの場合はダメならその箇所を直さなくてはなりません。
「なぜダメなのか」「どうすれば良くなるのか」を論理的に言葉にする。このビジュアル要素に対する感想を言葉にするのが難しいのです。これには伝える僕の方も、そしてそれを受け取る相手の方にも理解する力が求められます。
特に難しいは、あまりにもダメなデザインをレビューするとき。60点の及第点はとれているデザインを70点、80点と高めていくにはダメな箇所について伝えれば良いわけですが、根本的なところがあまりにズレていたり、見たこともないようなデザインの場合はその改修ポイントを言葉にしづらいし、なぜダメなのかも説明しづらいのです。「なぜ人の物を盗んではいけないのか」みたいなあまりに根本的は説明しにくいことに似ている気がします。
ただブランドや広告のデザインなんかに比べればUIやUXというのは一定の答えがある。なので、まだラクなんですけどね。
ウチヤマケンイチ