令和6年1月18日に考えたこと

すごすぎる人のすごさは分からない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近YouTubeでSASUKEの動画がレコメンドされたのですが、懐かしくてたくさん観てしまいました。

SASUKEというのは高い壁を登ったり、腕の力だけで進んだりと巨大なアスレチックに挑戦する番組です。毎回100人の出場者がいるのですが、ほとんどの人は途中で脱落していきます。

脱落者ものすごい運動神経だし、筋骨隆々なんですよね。なのに、動画を観ているとなんだか自分にもそこそこできるんじゃないかという気がしてしまうんです。
実際のところはそんなわけもなく、僕は普通の懸垂もほとんどできません。いざやってみると自分の体重を腕の力だけで支えるというのは想像以上に大変で、雲梯のように進むことなんて当然できないし、ただぶら下がってるだけでもすぐに落ちてしまいます。
なのに動画を観て自分にもできそうな気がしてしまうのは、むしろ僕が運動が苦手で想像することすらできていないということだと思うのです。

仕事でもあまりにすごい人というのはそのすごさが分かりにくい。すごい人ほど現場ではいろいろと文句を言われてたりします。
IQが20離れると会話が成立しないという話を聞いたことがあります。この話の真偽はさておき、見えている世界や価値観はきっと違うと思うのです。

そしてこれはIQだけの話ではなく、どんなことでも差が大きすぎると本当の意味でのすごさって分からないと思うのです。

ウチヤマケンイチ