令和6年1月22日に考えたこと

覚えるまでそのモチーフを描いてみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

同じ石膏像を何度もデッサンしていると、段々とそれなりの見栄えになってきます。
これは絵が上達したというよりも、そのモチーフに慣れた、覚えたという点が大きくて、次描くときはここを気をつけようという補正による成果だったりします。

では、これを絵が上達したと言えないのかといえば、そんなこともない。
実際のところはそのモチーフに慣れているだけだから別の石膏像を描こうとすればまた最初は上手に描けなかったりするわけですが、それでも上達はしていると思うのです。

なぜかと言うと、「描けるモチーフ」が増えていくということは、自分の引き出しが増えていくということだと思うのです。
そうすると、いずれは初見のモチーフであってもそれまでの引き出しを組み合わせて、それなりの絵が描けるようになると思うのです。そして、こんなふうにして絵が描ける様になることのことを、絵が上達するというのではないかと思うのです。

デザインにおいても、優れたデザイナーはとにかく引き出しが多かったりします。
なにも無の状態からいきなり良いデザインがひらめているわけではなく、結局は既存のデザインのエッセンをいかに上手に、最適に組み合わせているかだと思うのです。

デザインがなかなか上手くいかない人は、観察する意識を持ってとにかくたくさんのデザインに触れるのが良い。それを楽しんでるうちにデザインも上達してるはず。

ウチヤマケンイチ