令和6年1月24日に考えたこと

集合写真で目をつむってる人がいた

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近のAIを搭載したスマホのカメラだと、簡単に皆が良い表情の集合写真が撮れるんだとか。
仕組みは複数回撮った写真の中からそれぞれの良い表情の写真をAIが選んで、1枚の写真に合成しているみたい。集合写真だとどうしても誰かが目をつむっていたりして、全員が良い表情ということはなかなかないんですよね。

僕のスマホにはまだその機能は無いのですが、いざ搭載されれば使うと思うんです。そうすれば何度も撮り直す必要もないし、変な表情だった誰かが微妙な気持ちにならなくて済む。
一方で、写真というのは過去に実際にあった場面を切り取っているというところに価値があるというか、それが過去の現実であるからこそ気持ちが動かされるというのはあると思うのです。ほんの数秒の差であれ、その写真に映る全員の表情が揃った瞬間というのが現実には無かったと思うと、なんかちょっと複雑。だったら、変な表情の人や横を向いてしまっている人がいたとしたって、その瞬間が実際にあったんだという方がなんだか価値がある気もするのです。

友だち同士や家族といった、表情よりも一緒にいた瞬間こそが大事な場合は、その機能は使わない気がします。ただ、現実のワンシーンを切り取るような写真ではなく、大勢が並んで正面を向いてるような、記録としての集合写真にはすごく良いと思うのです。

最新の技術とも上手に付き合っていきたいわ。

ウチヤマケンイチ