令和6年2月6日に考えたこと
運的な要素だけを抜き出してみる
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
SNSで見かけた書籍のプレゼントに応募したら、当選しました。
数年前に文字塾で書体設計を教わった鳥海先生の本で、しかもサイン本とのこと。どのみち買うつもりだったということもあり、何気なく応募したのです。
リポストの数を見たら当選確率はかなり低かったはずなのに、当たることなんてあるんですね。
届いたら久しぶりに書体について学び直します。そういえばニッカ明朝も制作後に日々更新するはずだったのですが、結局最初に作ったっきり修正できてません。
懸賞が当たるなんて人生でもほとんどない。この「当たる」っていうのはなんとも不思議な体験です。別に自分が努力したわけでもないのに得をして、普通に考えたら確率的に当たりそうもなくたって、誰かは当たる。
この当たった人とハズれた人の違いがなんなのかといえば、それはただ確率の問題であって、運というやつなんですよね。
なにかを得るには基本的には戦略を立てて、努力をして、その結果として何かを得るものだと思うのですが、実はそうやって自分が主体的に動くようなケースでも、確率的要素や運というのは影響していると思うのです。
その努力的な部分をごっそり抜いて運的な部分だけを残してみれば、自分ではコントロールできない部分があることがよく分かる。
自分の力でやったんだと思っていることの中にも、実は運的な部分が大きかったってこと、きっと多いよなぁ。
ウチヤマケンイチ