令和6年2月22日に考えたこと

なんのためにやっているのか考える

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

もう長らくデッサンをしていますが、最近なかなかうまく描けないなと悩んでいたときに、ふと、「そもそも、なんで絵を描いてるんだっけ」と考えたのでした。
なぜ絵を描くのか。なんだか哲学的ですが、そんなむつかしいことでもなく、仕事でもないのにわざわざ時間とお金を使って絵を習ってるのはなんでだろうと、教室に通い始めた頃のことを思い出したのです。

そういえば、元々はクロッキーのような絵や抽象画が描きたかったんです。目の前にあるものの特徴を見抜いて少ない手数で表現したり、頭の中のイメージをそのまま表現するような、どちらかというと正確さよりも表現力の方が大事な描き方だと思うのです。
ただデッサンというのはどんな絵を描くにしてもまずは基本なんですよね。なので、まずはデッサンから始めることにしたわけですが、気づいたらデッサンを上達させることばかりに気を取られてしまい、本来やりたかったことを忘れていました。

ということで、今日は久しぶりに正確を求めて慎重に描くのではなく、見たままの、感じたままの形をそのまま表現してみたのでした。線の繊細さも、形の正確さも無くなってしまいましたが、今日の方が楽しかった。
やっぱり、やりたいことをやるっていうのは大事ですね。

ありがたいことに仕事は毎日楽しくやってるけど、仕事の方もなんのためにやってるのかってこと、たまには確認しないとだな。

ウチヤマケンイチ