令和6年3月6日に考えたこと

辞めることは始めることということ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

この時期になると退職とか異動とか、人が動く話をちょくちょく耳にします。
僕は独立したので、基本的には自分で自分の会社を辞めない限りは環境は変わりません。ありがたいことにクライアントについても今は長期プロジェクトばかりなのでしばらく変更はなく、今後も引き続き今と同じ環境で仕事をすることになりそうです。

僕が新卒で入り唯一会社勤めをしたのはリクルートなのですが、リクルートでは退職ってものすごくポジティブなことなんですよね。そもそも退職とは呼ばずに卒業と呼び、今の場所を去ることよりも、新しい場所で新しいことを始めるという意味合いが強かった。
そもそもリクルートは独立志向の人が集まっている会社だったのでそういう文化が生まれたと思うのですが、この文化はすごく良かった。僕も退職の際はすごく快く送り出してもらえたし、退職後もすぐに仕事で声をかけてもらったり、個人的にお付き合いが続いたりということが実に多かったのでした。

他の会社はどうなんだろう。企業によってはそもそも退職自体が少なかったり、場合によっては退職代行というサービスを使って第3者に退職までの調整をしてもらうこともあるみたい。
そう考えると退職というものに対して僕が持っているイメージは、必ずしも世間のイメージではないんだろうなと思うのです。

さて、僕は退職はしないので、代わりに何か新しいことを始めよう。

ウチヤマケンイチ