令和6年3月22日に考えたこと

個性は補正しつつ強みにもする

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日はガッタメラータという石膏像を初めてデッサンしました。通っている絵画教室には様々な石膏像があるのですが、ついいつも同じ石膏像を選んでしまうんです。

初めて描く石膏像はいつも以上に難しい。ですが、描き慣れている石膏像であっても共通して上手くいかない点があって、それは頭が大きくなってしまうということ。
よく観察してるつもりなのになぜか頭が大きくなる。デスケールで大きさを測るとやっぱりズレてるし、どの先生にも頭が大きい言われるので、やっぱり大きいんだと思うんです。でも僕の目にはそこまで頭が大きいようには見えなくて、たぶん感覚自体がズレているのでしょう。

その理由はなんなのか。人物を描こうとするとつい顔に注目をしてしまうから、大きくなってしまってるのもかもしれないし、子どもの頃からイラストや漫画を描くときにずっと頭を大きく描いていて、人間の身体のバランスというのはそういうものなんだということが、染み付いているのかもしれません。

先生曰く、人それぞれにデッサンの際にいつもでてしまう癖や傾向があるんだとか。たぶんそれはそれまでの経験や物の見方、好み、あと手を動かすスキルみたいな、その人ならではの特徴の結果なんでしょう。
デッサンは正確に形を捉えること目的なわけで、ちゃんと直さないと。ただ作品づくりをするときには、自分の個性こそ強みなのかもしれません。

ウチヤマケンイチ