令和6年4月3日に考えたこと

予備知識があると物事を楽しみやすい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

全国の美術館を周ってみようと思っているのですが、まずは身近なところからということで今日は神奈川県立近代美術館葉山館に行ってきました。
やっていたのは芥川龍之介や夏目漱石らの企画展。直筆の原稿や書簡、そして彼らにゆかりのある美術作品が展示されていました。

2人の名前は知っていますが作品はあまり読んだことがなく、展示の内容も最初はあまり頭に入ってきませんでした。ただそこはいつもの2度行く作戦です。僕は同じ展示に2度行くようにしています。知らないことでも2度目は楽しめるんですよね。
今回は別の日に行くのが難しかったので、途中で仕事を挟んで同じ日に再入館しました。やっぱり2度目の方が展示が観やすくて、とてもいいやり方だと思ってます。

ちなみに自分と関係することや予備知識のある箇所があったのですが、そこの見え方は他とは少し違いました。
ひとつは僕が学生の頃に一人暮らしをしていた家のすぐ近所にあった芥川龍之介の家の紹介。夏目漱石については坊ちゃんに出てくる主人公の学校が僕の母校と同じでそこも親近感を持って観られました。
他にも以前、東京国立近代美術館で観た作品がゆかりのある絵画として紹介されていて、なんだか作品を少し立体的に観られたような気がします。

これだけのことですが予備知識があると見え方が違う。きっといろんな美術館を周るうちにどんどん変化していくのでしょう。

ウチヤマケンイチ